



「食」は人を育み、生きる力を与え、そして社会を動かす原動力となるものです。言うまでもなく、すべての人は「食」と無関係で生きることはできません。日本社会が大きな変化に直面している今、これからの「食」はどうあるべきでしょうか。食料自給率、環境との調和、新しい生活様式、健康への配慮、食育、サプライチェーンの状況など、私たちが真摯に向き合わなければならないテーマは少なくありません。
「食」について考えることは、これからの社会を考えること、人の生き方を考えることです。今こそ、変えるべきは変え、守るべきは守り、新しい挑戦をし、この時代にふさわしい日本の「食」のあり方を考える機会ではないでしょうか。
消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、考え、議論し、行動を起こさなければならないと思います。私たちはそうした「一歩」となれる会社となるため、これからも精進してまいります。
2007年4月17日
設立事務所 湯沢市関口字関口197
2007年4月17日
事業開始 稲作経営
2008年11月
三関せり生産開始 ビーニールハウス10棟(800坪)
2009年 7月
小菊生産開始1ha
2011年 9月
湯沢市字田沢76-1 事務所、燥調製施設の建設
2012年 9月
湯沢市字田沢76-2 倉庫兼出荷調整施設の建設
2013年 9月
水耕栽培によるセリの通年出荷開始
2018年 5月
給食の納入事業開始
2019年 2月
湯沢市関口字道地58-1 倉庫の取得
2021年 1月
NPOあきたアグリネットの施設外就労受け入れ開始
2021年 1月
雪害によりハウスの倒壊被害 ビニールハウス22棟 (内6棟被害)
2021年 4月
事務所の移転 湯沢市字田沢76-1
2021年11月
ハウスの復旧工事兼増築工事に着手(令和5年末で完了予定)
2022年12月
農産保存食料品製造、加工開始

山々からの伏流水が豊富な三関の地域で生産されるセリです。
独特な味わいとシャキッとした歯ごたえが特徴的で、秋田名物の「きりたんぽ鍋」の具材として定番の材料となります。

秋田県で最も多く生産されている「あきたこまち」と、酒造会社から依頼を受けた「酒米」を育てています。寒さが厳しい秋田の地域で育つお米は、寒さに耐えるために大地の栄養を多く取り込み、身が引き締まって非常に味わい深いお米に仕上がります。
あきたこまちは、名前のとおり秋田県を中心に栽培されている食用米で、高品質な炊き上がりが人気のお米です。炊き上がりはふっくらとしてつやがあり、甘みと旨味が感じられるのが特徴です。また、その品質の高さから酒米としても広く愛されており、特に秋田県の地酒には欠かせない存在です。

お盆やお彼岸用の小菊を栽培しております。昔から日本で親しまれ、毎年8月ごろになると満開の菊が咲き誇り、法事などの行事に欠かせないものとなっています。

三関ファームでは水耕栽培を活用し、セリとミツバの栽培を行っております。専用の施設内で育てることにより、気候や天候に左右されず、年中通して作物の栽培が可能となります。

三関ファームは農作物に関する検査機関として登録されており、自社の作物はもちろん、他の作物に対して安全で安心な食品であることを保証することができます。

地域のごみ拾いから、冬場の除雪作業など、農業以外の取り組みや、近隣学校の農業体験の受け入れなど、地域課題の解決や地域貢献活動にも積極的に取り組んでおります。

三関ファームで生産された商品を保存加工品として製造し、より地域に浸透しやすく、手に届きやすいものとして提供しております。

生産された食品を学校機関や福祉施設、旅館などの施設に納品する事業を行うことで、地域に幅広く食事の提供を行っております。